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治療教育講座 [学割適用]
ソーシャルワーカー養成課程  
後援:京都市、京都市教育委員会

障害のある方を理解し支援するための基本的な知識を学びます

こどものそだちを理解し支援する
発達の基礎知識から障害の診断、具体的な支援の方法まで学ぶことができ、初心者の方にも現任者の方にもおすすめします。

日時 2023年5月16日(火)~11月14日(火) 火曜日 19:00~20:45 全22回
時間数 1時間45分×22回=38時間30分
受講資格 特に参加資格はありません。どなたでも参加できます。
職場単位で一席のお申込も可能です。
定員 30名
受講料 50,000円 (分納可 申込時30,000円 残金7月末まで)
※学生は25,000円
申込締切 2023年5月9日(火)
申込方法 お申込フォームより、エントリーしていただくか
研修申込書(PDF形式)に必要事項をご記入の上、当センターまで郵送して下さい。
Fax で送られる場合は送信後にご確認下さい。
学割適用をご希望の方は、申込書またはWeb申込フォームの備考欄にその旨を記入し、所属している学校名を併せてご記入下さい。
部分的に聴講を希望される場合は、電話でご相談ください。
受講料は受講決定のご連絡後に郵便振替にてご送金下さい(通信欄に講座名を明記のこと)。
郵便振替 宛先 01010-7-24547 社会福祉法人 京都国際社会福祉協力会
火曜日 19:00~20:45 全22回 (38.5時間)
前期:全11回(19.25時間)
第1回
5月16日(火)

第2回
5月23日(火)
社会化という観点からみた「発達」
京都大学大学院医学研究科 村井 俊哉

【講座内容】
社会的能力(「社会認知」)の獲得は発達の重要な側面です。「社会認知」とそれを支える「社会脳」について、またそれらの障害についてお話しします。

第3回
5月30日(火)

第4回
6月6日(火)
ことばの育ちを考える 
奈良大学 礒部 美也子

【講座内容】
子どもたちのことばの獲得とその基礎となる前言語的コミュニケーションについて考えます。また、代替コミュニケーションについて紹介します。

第5回
6月13日(火)

第6回
6月20日(火)
保育・教育・療育に活かせる感覚統合の視点と遊び
藍野大学 高畑 脩平

【講座内容】
「落ち着かない」「不器用」など、子どもの気になる行動の背景には、感覚の感じ方や情報処理の問題があるかもしれません。子どもの行動の意味や背景を体験を通して理解し、子どものそだちを支える働きかけについて考えてみましょう。

第7回
6月27日(火)

第8回
7月4日(火)
家族理解のための視点
~家族システム論から考える~
家族心理療法家・漫画家 団 士郎

【講座内容】
時代と共に家族の形や問題は変化しますが、問題が起きている時もうまくいっている時も、そこには必ず家族のシステムがあります。誰が悪いのかという原因探しではなく、家族の構造に目を向けることで、新たな援助の視点をいっしょに学びましょう。

第9回
7月11日(火)

第10回
7月18日(火)
想像する心の起源
~ヒトはなぜ絵を描くのか~
京都芸術大学  齋藤 亜矢

【講座内容】
人類の歴史の中で、文字言語を持たない文化は多くありますが、絵などの芸術を持たない文化はほとんどありません。ヒトはなぜ絵を描くのでしょうか。子どもとチンパンジーの比較研究を手がかりに、絵を描く心の基盤について、進化と発達の観点からお話しします。

第11回
7月25日(火)
「関係」から捉えるケアと発達の場
京都教育大学  東村 知子

【講座内容】
人間の発達は個人の内部に閉じるものではなく、保育や子育てなどのケアの場、すなわち他者との関係のなかで起ります。「私たちの存在を含むあらゆるものは関係によってつくられる」という関係主義の視点から、ケアと発達を捉え直してみましょう。

後期:全11回(19.25時間)
第12回
9月5日(火)

第13回
9月12日(火)
知的発達症をもつ子どもの発達支援・早期療育
神戸学院大学 小山 正    

【講座内容】
知的発達症や自閉スペクトラム症をもつ子どもの言語・コミュニケーションの発達支援における基本的な考え方を中心に、発達心理学の立場から述べます。

第14回
9月19日(火)

第15回
9月26日(火)
幸せな生き方の創造
追手門学院大学  永野 浩二

【講座内容】
私たちにとって「どのように生きるか、働くか」は重要なテーマですが、一人で考えるのは意外と難しいです。ここでは少し立ち止まり、自分の心身のメッセージを受け止めて、「私にとっての幸せ」を探ってみましょう。

第16回
10月3日(火)

第17回
10月10日(火)
学齢期の発達支援を考える
京都教育大学 相澤 雅文

【講座内容】
学齢期は、読み書き計算などの学びの基礎や、協調性、自己統制力などを育む大切な時期です。特別な教育的支援が必要な児童生徒は8.8%とされ、学齢期の発達支援の充実が求められています。 学齢期多様な発達課題への支援のあり方を考えていきましょう。

第18回
10月17日(火)

第19回
10月24日(火)
子どもの不安と抑うつ
~不安を乗り越える認知行動療法~
同志社大学  石川 信一

【講座内容】
子どもたちが困難を乗り越えていくには、じぶん自身でできることを積み重ねていく経験が大切です。認知行動療法を活かして、子ども自身が問題を解決するスキルを身につけていける方法を紹介します。

第20回
10月31日(火)

第21回
11月7日(火)
自閉スペクトラム障害の人へのコミュニケーション支援
児童精神科医  門 眞一郎

【講座内容】
自閉症児とのコミュニケーションの方法は様々に研究、開発されています。視覚情報処理の強みを活かした絵カードの利用など、特性に沿ったコミュニケーション支援について紹介します。

第22回
11月14日(火)
理解と支援のための診断とは
大阪医科薬科大学病院小児科  金 泰子

【講座内容】
“診断”はゴールではなく、子どもを理解し支援する過程の1つのステップに過ぎません。診断が子どもと家族の役にたつものになるよう、診断する立場から伝えたいことをお話しします。