理論・実践講座
「理論・実践講座」は、身の回りの人間関係や対人援助で役立つ視点を学んでいただくための講座で、今年度はコミュニケーションの問題とそのケアについて学べる内容となっております。
より良い人間関係を築きたい、対人援助の現場にいて改めて理論的な視点を学び役立てたいという方のために、基本として学んでおきたい視点やアプローチ方法などを、通年で8コマ、各回独立した形で企画しました。
講師はいずれも心理や教育、社会福祉等の第一線でご活躍で、理論面だけではなく対人援助の実践場面にも身をおいておられる方々です。講義に加え、どなたでも参加していただけるエクササイズやワークを体験することで、さらに学びが深まることと思います。
テーマに関心をお持ちの方であればどなたでもご参加いただけます。児童福祉や教育に携わる方々、心理職の方々、看護、介護、医療、老人福祉などの現場で対人援助に携わる現任者の方々には、対人援助の基本としてぜひ学んでいただきたい内容です。
2011年度スケジュール
| 第1回 2011年5月14日 13:00〜18:00 定員40名 |
家族・社会の病理
〜暴力をめぐって〜
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立命館大学
中村 正
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| DV、虐待、いじめ等の対人暴力が目立つようになっています、また対人援助職者への暴力も散見されます。個人から国家に至るまでの関係性には、葛藤はもちろんそれが暴力へと至る契機に満ちています。和解、修復、共生に向けて対人関係の場面から脱暴力に向かう制度、技法、理念の形成はヒューマンサービスと対人援助の重要な課題となっています。加害者臨床に取り組む筆者の経験をもとにして平和と共生のための社会臨床について学ぶこととします。 |
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第2回 2011年6月18日 13:00〜18:00 定員40名 |
援助者自身のケア
〜フォーカシングを通して〜
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関西大学
池見 陽
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| 最近、フォーカシングを用いた対人援助職支援(平野,2000)やセラピストのためのフォーカシング(『セラピスト・フォーカシング』吉良安之著 岩崎学術出版)が研究されています。援助者自身が感じていることに触れ、それを言い表して聴いてもらうことは、バーン・アウト予防のほか、新しい気づきを得ることに繋がるかもしれません。 |
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第3回 2011年7月16日 13:00〜18:00 定員40名 |
子どもとのコミュニケーションスキル
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NPO法人女性と子どものエンパワメント関西
田上 時子
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| もしあなたが平均的な大人なら、子どもの話を大人の話を聴くようには聴かないでしょう。大人優越主義に陥っているからです。人の話を聴けなくするものをリスニング・ブロック(Listening
block)といいますが、リスニング・ブロックを理解すると同時に大人優越主義から解放されることが、子どもとのコミュニケーションには必要です。 |
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第4回 2011年9月17日 13:00〜18:00 定員40名 |
音楽療法
〜子どもを中心に〜 |
同志社女子大学
濱谷 紀子
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| 音楽療法はあらゆる人々のために実施されます。今回は子どもへの発達援助や心理的援助のための音楽療法を紹介します。その考え方は子どもだけでなく、誰にでも、またあらゆる年齢への音楽の役割を再確認できるでしょう。理論、実体験、ビデオによるケーススタディから学びます。(動きやすい楽な服装でご参加下さい。) |
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第5回 2011年10月15日 13:00〜18:00 定員40名 |
家族と協働する児童虐待対応
〜サインズ・オブ・セイフティを学ぶ〜
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滋賀県中央子ども家庭相談センター
菅野 道英
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| 子どものそだちの支援の目標は、社会に適応して生活できる自立した大人になってもらうことです。虐待を受けた子ども達は、ひずんだ自己概念やソーシャルスキルを身につけてしまうため、いろいろと苦労してしまいます。その苦労を少しでも減らすために介入的手法で家族に養育方法の見直しを求めていくことになります。家族と協働して安全を作り出す方法を学びます。 |
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第6回 2011年11月19日 13:00〜18:00 定員40名 |
不登校への援助
〜家族・学校への支援〜
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京都教育大学
内田 利広
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| 不登校の問題は、古くて新しい問題です。それは、同じ不登校でも、個々の子どもの特性や家庭環境によって、大きく異なるからです。したがって、支援についても個々のケースの細やかな見立てによって行う必要があります。本講座では子どもへの支援を含め、特に保護者への支援や学級担任への支援について、事例分析や演習等をまじえて理解を深めたいと思います。 |
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第7回 2011年12月3日 13:00〜18:00 定員40名 |
ひきこもりの理解と支援
〜本人と家族へのアプローチ〜
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京都市こころの健康増進センター
山下 俊幸
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| 家族から「子どもが大学に行かなくなりひきこもっているので心配」「会社を辞めてからひきこもっているがどう接したらよいか」などの相談を受けることが多くあります。「ひきこもり」と言ってもその背景は様々ですが、まず、家族の話をじっくり聴くことから支援が始まります。ひきこもりの理解、本人や家族への支援について、こころの健康増進センターでの経験を踏まえて、一緒に考えていきたいと思います。 |
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第8回 2012年1月21日 13:00〜18:00 定員40名 |
職場のメンタルヘルス
〜人間関係のストレスを中心に〜
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京都大学大学院医学研究科
菅 佐和子
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| 人間関係の問題は、職場の重大なストレス源のひとつである。セクハラ、パワハラはよく知られているが、「心理的嫌がらせ」としてのモラルハラスメントによって心身の不調に陥る人もきわめて多い。働きやすい職場をつくるためのコミュニケーションのコツを探求したい。 |
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| 受講資格 |
特に参加資格はありません。どなたでも参加できます。 職場単位で一席の申込も可能です。 |
| 開講日 |
土曜日 全8回 |
| 時間数 |
5時間×8回=40時間 |
| 定員 |
40名 |
| 受講料 |
全8回 45,000円
(分納可 申込時30,000円 残金7月末まで) 各回毎にお申込の場合は、1回 7,000円 |
| 申込方法 |
研修申込書(PDF形式)に必要事項をご記入の上、当センターまで郵送して下さい。Fax で送られる場合は送信後にご確認下さい。受講料は郵便振替にてご送 金下さい(通信欄に講座名を明記のこと)。 郵便振替 宛先 01010-7-24547 社会福祉法人 京都国際社会福祉協力会 締切間近のお申込の場合、定員の空き状況を当センターまでお問合せ下さい。 |
| 申込締切 |
全8回コース締切:2011年5月6日(金) 各回締切:開催7日前 |
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